すでに1個のOSイメージをcoLinuxで動かしている前提で、ネットワーク接続できる仮想マシンをもう1つ増やす場合のメモ。
TAPの追加
ネットワークを別々に使用するならTAPを追加しないといけない。
コントロールパネルから
ハードウェアの追加→はい、ハードウェアを接続しています。→新しいハードウェアデバイスの追加→一覧から選択したハードウェアをインストールする→ネットワークアダプタ→「TapWin32Project」の「TAP-Win32 Adapter」→次へ
書名が無いとか警告が出るけど「続行」
インストールが終わるとコントロールパネル→ネットワーク接続に「ローカル エリア接続 N」が追加されている。(Nは数字)
デバイス名がTAP-Win32になっていることを確認すること。
この接続の名前を変更する。仮に”tap2″にする。それで、前からあるTAP接続が”tap1″だと思ってください。
まず、tap1とtap2をブリッジ接続する。”ネットワークブリッジ N”(Nは数字)というブリッジが作成されます。
次にローカルエリア接続(ローカルPCが使用している接続)のプロパティを開き、「詳細設定」タブの「インターネット接続の共有」欄の「ネットワークのほかのユーザに、このコンピュータのインターネット接続をとおしての接続を許可する」にチェックを入れる。そして、「ホームネットワークの接続」プルダウンで先ほど作成した”ネットワークブリッジ N”を選択します。
coLinuxの設定ファイル(仮にcolinux1.txtとcolinux2.txt)にもこのtapの名前を記述する
colinux1.txt
eth0=tuntap,tap1 colinux2.txt eth0=tuntap,tap2
サービス登録
colinux-daemonコマンドでサービスに登録します。
cd C:Program FilescoLinux colinux-daemon kernel="C:Program FilescoLinuxvmlinux" -t nt @"C:coLinux-installer-20080221coLinux-centos52cent5.colinux.txt" --install-service "coLinux 1"
引数は下記のとおり。
kernel=”C:Program FilescoLinuxvmlinux” …coLinuxのインストールパスに合わせる
-t nt @設定ファイルパス …設定ファイルのパス
–install-service “サービス名” …サービス名
サービス名を変えればいくつでもサービスに登録できる。
サービスから削除するときは
colinux-daemon --remove-service "coLinux 1"