まず、パッケージをダウンロードする。
必要なパッケージのリストがここにあるので、wgetで一気に取得する。
ダウンロードする場所は$LFS/sourcesにする。
sudo mkdir -v $LFS/sources cd $LFS/sources wget http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/LFS-BOOK/wget-list.txt wget -N -i wget-list.txt
パッケージは全て$LFS/toolsにインストールするので、そのためにディレクトリを作成する。
sudo mkdir -v $LFS/tools
次にホストシステムの/toolsにシンボリックリンクを作成する
ln -sv $LFS/tools /
これで、ホストシステムの/tools = LFSの/tools(/mnt/lfs/tools)になった。
$LFSには/mnt/lfsというパスが設定されていなければならない。
常にこの環境変数があるように、~/.bashrcに以下のように書いておくこと。
export LFS=/mnt/lfs
ご操作によってシステムを破壊してしまわないために、パッケージビルド作業は一般ユーザで行うのがよい。
LFS-BOOKの手順にならってlfsユーザ、lsfグループを作成する。
sudo groupadd lfs sudo useradd -s /bin/bash -g lfs -m -k /dev/null lfs
次に、パスワードを任意のパスワードに変更する。
sudo passwd lfs
パッケージのインストール先とダウンロードしたソースをlfsユーザで操作できるようにファイルの所有権を変更する。
sudo chown -v lfs $LFS/tools sudo chown -v lfs $LFS/sources
以降の作業はlfsユーザで行うので、lfsユーザに切り替える。
su -lfs